僕がギャンブル依存症になり、借金を抱えるまでをさらけ出してみる【学生時代編】

借金

こんにちは。借金エンジニアの黒輔です。

僕がなぜ借金エンジニアを名乗ることになったのかというと、

その原因の殆どが、

「パチンコ・スロット」

でした。

 

どう思いましたか?

「クズだ、人間のゴミめ」

なんて思ったのではないでしょうか??

僕自身、そう思います。

 

パチンコして借金抱えてるだなんて、

恥ずかしくて惨めで、

でもプライドだけは高いから絶対に人に言えない。

友達、家族、恋人にもしバレたらどう思われるか…怖くて仕方がない。。

 

分かる…分かりますよ…!

 

というかそれ、全部僕のことです。

でもせっかく人生を変えるためにブログを始めたんです。

さらけ出していきますよ…!怖いけど。

 

今回は、そんな僕のギャンブル、借金との馴れ初めをお話出来たらと思います。

ギャンブルを始めるまで

僕は高校へ自転車で通っていたのですが、

通学途中にいくつかパチンコ屋さんがありました。

 

通学中ですから、時間は午前8:00だったと思います。

パチンコ屋さんの営業時間は午前10:00からなのに、

お店の前に並んでる人がたくさんいました。そんな人を脇目に見て、

「人間のクズどもめ。俺は絶対にああいった奴らにはならない」

と思っていました。それほどパチンコに対して嫌悪していたと思います。

 

そんなパチンコ大嫌いな僕でしたが、

友達に一人、滅茶苦茶面白い友達がいました。こいつはKとしましょうw

Kは見た目も真面目で、勉強の成績も良い。

だけど、高校生のくせにパチンコ行ってる、そんな奴でした。

 

そいつから聞くパチンコの話がまた面白くて面白くて。

気づけば少し興味を持っていました。

 

無事高校を卒業し、大学に入るまでの3月に

Kに連れられて、初めてのパチンコ屋デビューを果たしました。

 

初めて打ったのは、

CR新世紀エヴァンゲリオン 〜最後のシ者〜

という台でした。

当時エヴァンゲリオンが大好きだったのもあり、今でもはっきり覚えています。

お金もなかったので1円パチンコでしたけどw

 

Kに言われるがまま2,000円札を入れて、

ハンドルを握り、玉を出す強さを加減する。

 

玉が真ん中の穴に入ると、

画面のルーレットが周りだし、エヴァのキャラクターが動き出しました。

何だこれ…!アニメ見てるみたいじゃないか…!

ってワクワクがすごいありましたね。

 

でも、何が熱いとかは全く分からないわけです。

(パチンコでは、画面でルーレットが回る演出があり、大当たりしやすい演出のことを『熱い』って言います。熱い熱い言ってる大学生はほとんどパチンカスです(偏見))

 

パチンコが全然分からない僕に、

Kが面白おかしく解説してくれるわけですね。

当たってないのにもう楽しいw

 

でも、最初はパチンコ自体が楽しいって感じではなく、

Kと一緒にゲームしてる感覚が楽しかったんですよね。

 

そして、ちょうど2,000円を投入したくらいのときに、

滅茶苦茶地味~な感じで、当たったんです。(ミッションモードでミッション達成?みたいな当たり方でした)

最初はもちろんよくわからず、何か画面に冬月教授が揃ったけど?え?当たり?

Kも驚いてましたw

 

そこからなんだかんだで大当たりが続いて、その日は+1,500円。

金額としては全然小さいんですが、

パチンコで勝つってこういうことなんだなー。へー。くらいに思ってました。

 

大学生になり、パチンコにハマり始める

初戦ではあんまりハマるって感じでもなくて、

Kが面白かったんだな〜くらいにしか思わず、

一人で行くこともありませんでした。

 

そして大学に入学し、月並みですが、テニスサークルに入ります。

そこで初めて友達になったやつは同じ学部学科のY。

そこから4年間の間、共に過ごすこととなります…!

 

ある日、大学の帰りにYとパチンコに行くことに。

その時も1パチを二人で打ってたんですが、勝ったかどうかは覚えてませんw

ただ、パチンコ、これがまた暇つぶしにちょうどよくて。

 

しかも大学生。暇な時間なんていくらでもあります。

そんな僕らがパチンコにハマるまで、そう時間はかかりませんでした。

 

最初は大学の講義のスキマ時間や帰りに。

そして講義をサボって行ってみたり。

 

とにかく暇さえあればパチンコに行くようになってましたね。

Yとの話題は、パチンコの話ばかりでした。

 

いつの間にかスロットを覚えはじめ、

遊ぶ台のレパートリーが増えてさぁ大変。

そして、「怪盗天使ツインエンジェル2」という台に出会います。

 

この台が「マイスロ」という機能を搭載していて、

演出や、自分が打った数などを携帯に記録できる機能でこれがまあ画期的で!

レアな演出が出ると、それがコレクションのようになっていて、

自分がどれを出したかどうかがひと目で分かるんです。

 

今で言う、スマホのソーシャルゲームが近いんではないでしょうか??

レアキャラ集めたり、自分のキャラを育てたり…。

 

これに私どハマリしまして。

 

「はぁーん♡クルミちゃん今日も可愛いよー♡♡

お金たくさん持ってきたから今日もよろしくね−♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

…みたいな感覚で、このときは勝つも負けるもどうでも良くなっていました。

ただ、レアな演出が見たい…!その一心でした。

そしてレアな演出が出れば友達と自慢しあって。

 

振り返ってみると、確実にこの台でパチンコ依存症が加速しましたね。

ひどいよクルミちゃん…でも可愛いは正義

 

 

最初は低レートで遊んでいたはずのパチンコ、

気づけばこの頃には高レートになっていて、(この辺の経緯は完全に記憶からすっ飛んでますw)

 

パチンコするためにバイトしまくって、5つ掛け持ちして多いときには月300時間くらい働いてましたね。

そしてこのときまでは、友達と貸し借りするくらいしか借金はしてませんでしたね…。

クレジットカードとの出会い。そして借金の始まり

僕は当時のバイト先の一つにファミリーマートがあって、

そこでクレジットカード登録キャンペーンみたいなものをやっていたんです。

 

その中で、店長に何気なく、

「黒崎くんも作ってみたら?年会費とかかからないし、バイト中なにか買うときも安くなるし。」

と言われて、作ってみました。

限度額30万円のファミマTカードの完成です。

 

最初は恐る恐る使っていたのですが、

財布にお金がなくても物が買えてしまう味をしめて、毎月の使用料金が大きくなっていきます。

もちろん、翌月の返済額も大きくなって苦しくなってきます。

そこで一番やっちゃいけない「リボ払い」に手を出すわけですよね…。

 

典型的なだめパターン。植木等状態。

 

バイト代をパチンコに費やして、

足りない生活費をリボ払いで補う

という生活をしてました。

 

すると、半年くらいで限度額の30万に到達しました。

ある日カードを使おうとして、あれ?使えない?

ってなって、初めて自分が限度額いっぱい使っていることに気づいたんですよね。

 

愚かですよねー…。

こうして文章にして客観視すると本当に自分がどれくらい馬鹿かわかる。

 

この頃にはもうパチンコを辞めたくて辞めたくてしょうがなかったんです。

でも出来ない。この頃にはとっくに重度のギャンブル依存症になっていたんですね…。

そして、二枚、三枚とクレジットカードを作っていきましたよ。

もちろん!全部!リボ払い!(白目)

 

救えないね。

クレジットカードで錬金術(現金化)をし始める

バイトのし過ぎで留年して内定取り消しになって休学して自転車で北海道までいってetc…

 

なんやかんやで、就職先が決まり、

アルバイトもやる気が無くなっていたので、シフトを減らしフラフラしてました。

もちろんお金は無いし、クレジットカードの支払いがあったので、

最初はゲーム機や漫画を売ってお金を得ていましたが、

しだいに、首が回らなくなって来てます。

 

これからどうしよう…と、とぼとぼと商店街を歩いていたら、BOOKOFFのゲーム買取表が目に入りました。

 

そこで僕は錬金術をひらめきます!某漫画のエルリック兄弟のように!!

 

1.BOOKOFFの買取表を撮影

2.別のゲームやさんへ行く

3.買取表と、新品価格を比較し、一番差額が少ないゲームをクレジットカード(リボ)で買う

4.BOOKOFFで売る

 

馬鹿ですよね…。錬金術なんかじゃありません。

ただ、クレジットカードの利用枠で現金を手に入れる術を覚えただけです。

(これについては、クレジットカード利用規約違反となる恐れがあるため、

絶対に真似しないでください!

 

当時は何も知らず、閃いた!と思っていた僕ですが、

現金が簡単に手に入ることで、更にパチンコ中毒が加速しました。

 

そして、大学卒業する頃には、

100万円リボ払い残高 + 250万の奨学金 = 350万円の借金

背負い、社会へ飛び立つことになるのでした。。

 

最後に

いやぁ、ひどかったですねしかし。学生編はこれにて終了ですw

 

これを読んで、ひどいと思ってくれた一人でも多くの人の反面教師になれたらと思います。

 

これから大学生になる皆さんや、パチンコしてみたいと思っている方、いらっしゃいましたら、

以下のことだけ覚えてください。

パチンコ、ギャンブルは『覚せい剤』と同じです。

 

一度のめり込んでしまうと、辞めることが大変です。

僕は滅茶苦茶苦労しました。

幸いなことに、パチンコは辞めれましたが、

借金は今でも僕を苦しめています。

 

読んでくださった方が既に借金まみれの人でしたら、

僕と一緒に返済頑張っていきましょう!!

 

ギャンブル依存症の苦しみも、人に話せるだけでだいぶ違うと思います…。

一人で悩んでる方いらっしゃいましたら、

twitterもやっているので、気軽に絡んでくださいね!

 

社会人編についてはまた次回!

ギャンブル依存症も加速していくので、お楽しみに(?)

 

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